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下肢静脈瘤外来のお知らせ

足の静脈瘤ってどんな病気でしょうか?

 足の静脈が太く浮き出ているものを「下肢静脈瘤」といいます。太さはいろいろで「網目状」や「クモの巣状」と呼ばれる細い静脈瘤もあります。症状のない人もいますがたいていの場合、足がむくむ、だるい、重い、痛む、ほてるなどの症状がでたり、こむら返りが起きやすくなります。さらに症状が重くなると湿疹ができたり、色素沈着、潰瘍ができます。

どうして静脈瘤ができるのでしょう?

 心臓からでた血液は動脈を通って体の隅々にいきわたり、その後は静脈を経由して心臓へ戻ります。足には深いところを走る「深部静脈」と皮膚表面近くを走る「表在静脈」があります。多くの静脈瘤は表在静脈の弁が壊れるために発生します。静脈の弁は血液の逆流防止の役目をしています。つまりこれが壊れてしまうと血液が逆流することになり、足の下のほうに血液がよどんで溜まります。その結果、静脈が拡張して静脈瘤ができるのです。

静脈瘤の診断

 外来で静脈エコー検査を行います。静脈の逆流の程度によって以下の4種類の治療を選択します。

 弾力ストッキング

 弾力ストッキングとは血液が足に溜まらないように静脈瘤を強く圧迫するもので、静脈瘤治療の基本です。弾力ストッキングをはくと、多くの患者さんは「足が軽くなった」と喜ばれ、実際に静脈瘤が改善することが証明されています。力がなかったり、膝や股関節をいためていて弾力ストッキングがはけない方にも様々な道具や圧迫包帯などを用意しています。

 硬化療法

 静脈瘤に硬化剤を細い針で注射する治療です。硬化剤は静脈に炎症をおこさせ癒着させることによってペチャンコにしてしまい、静脈瘤は小さく目立たなくなり、症状もなくなります。しばらくは注射した部分にしこりや色素沈着がおこりますが、次第に薄くなっていきます。治療に要する時間は1回10分~15分程度です。ほとんどの人が1本の足につき1~2回の治療ですみます。

 結紮手術

 エコーで逆流のある患者さんに対しては足の表在静脈の結紮手術を行います。小さい切開(2m以下)を加え静脈をしばって血液の逆流を止める手術です。予め超音波検査で結紮する場所を決めておいて片足数か所(2~6か所程度)に結紮手術を行います。外来通院で行うので、翌日から仕事・家事とも通常通りにでき、入浴も可能です。

 ストリッピング手術

 結紮手術と同じ小さい創で足の大伏在静脈あるいは小伏在静脈といわれる太い静脈を引き抜く手術です。全身麻酔や下半身麻酔で1泊2日で行っていましたが、現在は外来日帰り手術も可能となりました。

毎週月曜日 午後2時から5時まで予約制

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